富山干柿 GI産品登録
地理的表示(GI)保護制度とは
地域には長年培われた特別の生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った産品が多く存在します。
これら産品のうち、品質、社会的評価その他の確立した特産が産地と結び付いている産品について、その名称を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度」です。
富山干柿の歴史
今から約400年前のこと加賀三代藩主前田利常公が当地に鷹狩に来られた折、一老爺が手製の干柿を差し上げたところ、大変称賛されました。
それ以来前田家では常に干柿を賞味され、将軍家献上品として干柿づくりも盛んになったと伝えられております。
その後、年を重ね品質の向上を図り、栄養価の保持等に努め、衛生的に処理を施しておりますから、安心してお召し上がりください。
富山干柿の特性
旧福光町及び旧城端町(現在の富山県南砺市内の一部)で約400年前から栽培している産地固有種の柿である「三社」を原料とした干柿です。
飴色で砲弾型のずしりとする大きさといった外観に加え、強い甘みと歯ごたえをもった味と食感が特徴です。