生産者のつぶやき

暖冬・・・いいことと悪いこと

2018年12月26日

早や年末となりましたが、積雪量はゼロです。アローザスキー場も休業状況です。

干柿生産農家にとって、積雪がないのは助かります。

軽トラでトレイづめした干柿を出荷する際も

1.家の周りの除雪をする必要がない。

2.搬送途中で荷くづれの心配がない。(道路除雪が悪いと凸凹で荷くづれする時があるのです。)

その他にも、

3.越冬野菜が楽に取り入れできる。(出荷に追われていると野菜が雪の下になって取り入れに苦労

するのです。諦める年もあります。)

などのよいことがあります。

 

しかし、今年の柿の乾燥を振るかえると・・・。

気温が高くて、とても苦労しました。(水分過多の実であったことも影響大なのですが・・・)

なかなか干しあがらなくて、何度も練炭にいれて・・・。

その内に黒い色になり、はたまた、同じ台車の2Lは固くなり・・・。

販売できないくず柿の量も増えて・・・。

干柿づくりにとっては暖冬は悪影響かな・・・。

 

結論として、冬はそこそこ寒い方がよろしいかと。(大雪は困りますが・・・)